今後女性を座らせる場合、単純に「奥の席」にエスコートするのではなく、下記の点を意識するようにしましょう。
夜景の見えるレストラン(もしくは景色を売りにする席に座る)ならば、「夜景(景色)の見えやすい席」が女性に座ってもらうことが望ましいエスコートになりますよ。
つまりは、せっかく景色の良いレストランで奥の席が店内しか見えない席であるならば、女性に良い景色が見える手前の席に座ってもらうという機転を効かせる必要があるんですね。
夜景の見えるレストランなどで女性を席にエスコートする場合、単純に「奥の席」に座ってもらうと考えるのはNGです。
今まで特に何も意識せず、上座、下座の感覚で奥に女性をエスコートしていて、気がつくと他のお客さんとは全く逆に座っているなんてことあったんじゃないでしょうか。
こんな私も川沿いのお洒落なレストランで、通路側に自分が座り、綺麗な景色を背にした窓際席を女性に座ってもらったことがありました。
10分程たった時に同じ並びの席で通路側に男性が座っているのは私だけでかなり恥ずかしい思いをしました。。。
もしかすると、「夜景の見える席で女性をどこに座らせるべきかわからない」や「今まで無条件に女性を奥に座らせてきた」という方は他にも意識できていない点もあるかもしれませんよ。
- 風がびゅんびゅん吹き込んでくる入り口付近の席
- エアコンの風が直あたりする席
など。
夜景の場面だけでなく、その他の例や実際に食べログの座席の写真などを見て当日のシミュレーションができるよう伝授していきますよ。
これであなたも、デート時にスマートに女性をエスコートできること間違いなしです。
では詳しく解説していきましょう。
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なぜ女性が奥の席と考えてしまうのか?
これは、日本特有の上座、下座が染み付いている可能性が高いですね。
上司や取引先相手は上座に座ってもらい、自分が下座に座るというのが、日本のビジネスシーンだと一般的です。
ちなみに上座、下座を簡単に解説すると、入り口に近いのが下座で、より入り口から遠いが上座になります。
入り口から遠い上座、つまり奥の席に「女性を大切に扱うがゆえに」座ってもらうという発想になるんですね。
しかし、冒頭でも解説したように、ただ何も考えずに奥の席にエスコートすると痛い目を見ることがあるんですね。
ではどの様に考えるのが良いのでしょうか?
デートでは女性に良い席に座ってもらう
デートでは「奥の席」に座ってもらうのではなく「良い席」に座ってもらうと考えておくようにしましょう。
なぜなら、せっかくのデートで女性には良い思い出を作ってほしいですよね。
そうなると、もちろん自分との相性もあるかもしれませんが、レストランなどの環境を最大限楽しめるかというのも重要になってきますよ。
そうなった時に、レストランにとって最も良い席に女性ではなく男性が座っていると、自分は満足できるかもしれませんが、女性にとっては満足度は落ちてしまいます。
「あぁ〜、そっちの席が良かったな」「この人そういうとこにも気が回らないんだ」と思われてしまいかねません。
因みに良い席とは、下記が当てはまります。
- ソファー席
- 外の景色の見えやすい席
- 店員さんから遠い奥の席
- お洒落な店内が見渡せる席
- エアコンの風が直撃しない席
- 入り口からの寒い風が直撃しない席
など。
もちろん女性の性格によっては、他のお客さんが見えると緊張するからと言って壁に向かって座りたい女性もいるでしょう。
それは相手のことを理解してから少しずつ修正していけばOKですよ。
奥の席が必ずしもそのお店にとって「良い席」とは限らないので、何も考えずに奥の席に座ってもらうのではなく、レストランにとって「良い席」を瞬時にその場で考えるようにしましょう。
とはいえ、いきなり本番でエスコートするとなると緊張すると思うので、事前に練習する方法を紹介しておきますね。
【実践編】女性をエスコートするトレーニング
ここから実際に女性をエスコートすることを想定して、どこに座ってもらうか考えてもらいますよ。
画像からはわかりづらいかもしれませんが、「○○の理由で□□の席に座ってもらう」と考える様にして見てください。
【トレーニング1】
※個室
【トレーニング2】
※手前に写っている四角いテーブル席ではなく、奥にある赤いソファーの席に案内されたとして考えて見てください。
【トレーニング3】
※リバーサイドのお洒落なレストラン
以上です。
それぞれ、考えることができましたでしょうか。
わからない人は以下のヒントを確認してもう一度考えて見てくださいね。
【トレーニング1】
ヒント:個室の入り口はどこにある?
【トレーニング2】
ヒント:よりゆったり座れるのはどっち?
【トレーニング3】
ヒント:外の景色が見えやすいのはどっち?
ヒントは以上です。
これでもわからない方は答えを確認してみましょう。
【トレーニング1:答え】
この画像から考えるに、おそらく個室の扉を開けた状態で席の写真が撮られていますよね。
それを想定すると、画像左に扉らしきものが写っているので画像右側は全開になっている個室の入口と考えられます。
そうすると、画像右側が入り口になり、自然と店員さんに近い側になります。
なので、女性は画像左の奥の席に座ってもらうのが理想ですよ。
【トレーニング2:答え】
赤いソファー席が壁際にあります。
そして手前側、店員さんに近いであろう側は小さい椅子の席です。
もちろん男性が座るにしても問題ないサイズですね。
なかには、男性にゆったり座ってもらいたいと考える素敵な女性もいるかもしれませんが、女性に奥に座ってもらいくつろいで過ごしてもらいましょう。
奥のソファー席に女性に座ってもらうのが理想ですね。
【トレーニング3:答え】
窓際にソファー席があります。
しかし、窓際は外の景色を背にしているため、せっかくの綺麗な景色を見ることができません。
ついつい奥に座ってもらおうとしてしまうかもしれませんが、ここは通路側の席に女性を案内しましょう。
因みに、ここは私がソファー席に女性をエスコートしてしまい、少し恥ずかしい思いをしたお店です。
トレーニングは以上になります。
もしまだ不安だなと思う場合は、是非自分が今まで行ったお店を食べログで検索して考えて見てください。
もちろん、コメントやTwitterのDMなどで、質問も受け付けていますよ。
最後に、絶対やってはいけないことを紹介しておきますね。
女性をエスコートする上で絶対やってはいけないこと
それは、万が一想定していたところに座ってもらえなかった場合にも絶対におどおどしないことです。
自信がない男性は女性から頼りなく見えてしまいます。
おどおどして挙動不審になったり、滑舌が悪くなったりすると最悪の場合女性から不審がられます。
初デートならなおさらです。
気づいた時に自信満々に「こっちの方が景色が綺麗だから変わるよ!」とだけいえばOK
それで大丈夫と言われてももう気にする必要はありません。
食事を楽しむようにしましょう。
夜景レストランデートでの女性のエスコートまとめ
夜景レストランデートで女性をエスコートする際の注意点を振り返ってまとめておきます。
夜景の見えるレストランでは、女性に夜景の見える席に座ってもらいましょう。
つまりその席とは奥の席とは限らないです。
ついつい女性を奥の席に案内しないと!と思ってしまいがちですが、女性には「良い席」に座ってもらいたいと考える様にしましょう。
それは、女性にデートを最大限楽しんでもらいたいからですよ。
因みに想定できる良い席は下記です。
- ソファー席
- 外の景色の見えやすい席
- 店員さんから遠い奥の席
- お洒落な店内が見渡せる席
- エアコンの風が直撃しない席
- 入り口からの寒い風が直撃しない席
以上の席を、臨機応変にお店ごとに判断して、女性に案内するようにしましょうね。
万が一、想定していた席に座れなかった場合も、おどおどするのは絶対に禁止。
食事を楽しんで終わりにしましょう。